スポーツ外傷とは、スポーツ活動中に、大きな外力が加わることによっておこる「ケガ」です。骨折、捻挫、脱臼、肉ばなれなどが入ります。これらのケガはある意味避けられない面があります。勝利を求めてプレイする以上、危険に向かってゆく時もあるからです。
一方、スポーツ障害とは、繰り返すスポーツ動作で身体の特定部位が酷使されることによっておこる「故障」です。スポーツ種目で動作が異なるため、それぞれのスポーツで特徴的な障害がでてきます。ジャンプ競技にみられるジャンパー膝、ジャンプやランニングで生じるオスグッド病、投球動作での野球肘、ランニングでのシンプリントなどが有名です。スポーツ障害の多くは成長期のジュニアアスリートに見られることも特長です。
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